Life is freedom

毎日を感謝して生きたいものです

アラジンの実写版 吹き替えと字幕を観た結果・・・

アラジン実写版吹き替え字幕を両方観たので、感想(評価)を書きたいと思います。

 

f:id:yoninbairi:20190704183744j:image

 

アラジンを観るなら吹き替え?

 

アニメのアラジンでは、字幕よりも断然吹き替えだと思っていました。

 

山寺宏一さんのジーニーが「良すぎた」からです。

 

山寺宏一さん自身も、アニメ版アラジンの声優をやって以降、いろいろな活躍をしてきたにもかかわらず、いまだにアラジンのことをほめられ、「オレはあれを超えられないのか」と複雑な気持ちになった、そんな内容の記事を読んだことがあります。

 

それぐらい、アニメ版アラジンのジーニー役ははまり役だったので、(吹き替え版)を先に見てしまったこともありますが、あとで字幕版を観ても、「やっぱり吹き替えの方が面白い」と思ってしまったのです。

 

ここまでは「アニメ版」の話ですが、そういう固定観念を持っていたので、実写版が公開されるとなった時も、「きっと吹き替えの方が面白いだろう」と思っていました。

 

アラジン実写版 吹き替えの感想

 

最初に観に行ったのは、吹き替え版でした。

 

f:id:yoninbairi:20190704183747j:plain

 

アニメのイメージが強かったのもありますが、時間の都合で、吹き替えになってしまったのが本当の理由です。

 

アラジン 中村倫也

ジャスミン 木下晴香

ジーニー 山寺宏一

ジャファー 北村一輝

 

上記のおもな声優陣は、原作の雰囲気を損なわず、みんな非常にうまく演じていたと思います。

 

ジーニーの山寺さんはやはり抜きん出ていました。今回の作品も、長く高い評価を受けると思いました。

 

アラジン役の中村さんは、独特の声なので、途中どうしても中村さんの顔が浮かんでしまいましたが、ちゃんと入り込めたし、ヘタではありませんでした。

 

ジャスミン役の木下晴香さんについては、声にクセがなく、運良く?予備知識がなかったので、誰が声優をしているのかも考えずに観ることができました。

 

ジャファー役の北村一輝さんについても(北村さんのことは知っていましたが)ジャファー役をやっているとは知らずに観ました。途中、「なんかこのクセのある声、聞いたことがあるなぁ、誰だっけ?」と気になってしまい、何度か集中できなくなりました。でも、迫真の演技だったので良かったです。

 

吹き替え版を観た全体の感想としては、声優陣の熱量をすごく感じたので伝わってくるものがあり、字幕版と同じぐらいの感動を与えることができていると思います。おそらくみんなディズニー映画に思い入れがあるのだと思います。

 


f:id:yoninbairi:20190704183750j:image

 

アラジン実写版 字幕版の感想

 

次に、字幕版の感想です。

 

アラジン メナ・マスード

ジャスミン ナオミ・スコット

ジーニー ウィル・スミス

ジャファー マーワン・ケンザリ

 

当然と言えば当然ですが、字幕版を観て思ったのは、吹き替え版の面白さは、そもそもの映画本体の面白さ、それは役者陣だったり制作陣の熱意に支えられたものだということです。

 

そういうわけで、字幕版はまさにオリジナルそのもの。吹き替え版ですら大きな感動を覚える作品なのですから、本体はそれに勝るものです。

 

特に、声優を介さないジーニー役のウィル・スミスさんの演技はさすがというほかありませんでした。

 

ジーニーのスピーディーでコミカルな動き、表情の豊かさだけで言えば、もっと軽やかに面白く動けて、表情豊かな役者はいくらでもいると思いましたが、ラストのアラジンとの抱擁のシーンを観た時に、なぜウィル・スミスさんが選ばれたのかわかった気がしました。

 

そこは、ぜひ映画館で観ていただきたいのですが、彼のもつ役者力なのだと思います。

 

ジャスミンのソロ曲も、実際の役者の生歌にはかないません。かなりダイレクトに伝わってくるものがありました。


 

アラジン実写版 吹き替えと字幕 どちらがおすすめ?

 

アラジン実写版の吹き替えと字幕の両方を観た結果、どちらがおすすめなのでしょうか?

 

個人的に率直な感想を言えば、断然「字幕」です。

 

アニメは「吹き替え版」だったのに、実写版はなぜ「字幕」がおすすめなのか?

 

理由は簡単です。

 

アニメは、声優が外国人であっても、日本人であっても、それほど大きな影響を受けません(トイストーリーなどは、日本語吹き替えでも全然楽しいです)。

 

しかし実写版は、演じている「役者」がいるのですから、本人の声であるか、声優の声であるかは大きな違いです。口元の動きもだいぶずれますし。

 

ただし、そこが気にならないなら、吹き替えもおすすめです。

 

吹き替えの場合、字幕にいちいち目をやる必要なく、役者の表情などに集中でき、没入できるからです。

 

小さな子どもさんがいる場合にも、吹き替えの方が断然楽しめるでしょう。今回のアラジンの吹き替え版は、字幕版と大差ないぐらいよく出来ていますから、そこは安心しておすすめできます。

 

結局のところ、一番おすすめなのは、予算がゆるせば両方観ることかなと思います。

 

展開がスピーディなので、二回観ても、いろいろと気づくことがありますから。

 

映画館に二度もいけないという人は、DVDやブルーレイの発売を待って、両方楽しむのもおすすめです。

 

アラジン実写版 DVD ブルーレイの発売日は?

 

アラジン実写版のDVD・ブルーレイの発売日はまだ未定ですが、秋頃になるでしょう。

 

映画館で二度観た我が家も、必ず購入すると決めています。

発売が待ち遠しいです。